2005年11月27日

渾身の美

天才になる瞬間―自分の中の未知能力をスパークさせる方法
(齋藤孝)を読了。


齋藤さんの本は、おもろいですね。
この人は、学生時代から天才に興味があって、天才と呼ばれて
いる人たちの自伝を読んだりして、自分なりに天才の研究を
してきていたようですね。
これは、モデリングという観点から考えれば、まったくもって
実に理にかなった方法ですよね。
私も天才に興味があるので、齋藤さんの本を読んで、
天才の領域を少しでも理解していきたいですね。

この本の冒頭に、「イチローはいつから天才になったか?」
という問いがありました。
私は、「そりゃ小さい頃から並外れた練習をしてきたからでしょう」
と思ったのですが、よく考えれば、ドラフト4位でオリックスに
入ったイチローは、まだその頃は天才ではなかったと言えますよね。

ということはですよ、その後に天才になったわけで、それは、
齋藤さん曰く、「ピッチャーを捨てて、打者に一点集中したからだ」
と書いていました。
つまり、全エネルギーを打者に集中すると決めた瞬間に、
天才イチローが誕生した、ということのようですね。

このことから、ブレイクスルーして天才の領域に踏み込みむには、
全エネルギーを一点に集中させるといいですよ、というのが見えてきますね。

幸田露伴は、渾身の美というものを娘に蒔き割りを通して教えたり
していたようで、「一点集中」や「渾身」といったものが
天才の領域に繋がるキーワードになると思いましたね。

私は、イマイチこの一点集中や渾身というのが弱いなぁと思って
いたのですが、この部分は意識的に戦略的に取り組む必要があるようですね。
だいたい仕事をしていて、自分の得意分野がないから、立ち位置が
決まらないのですよね。
これは、以前から問題かもしれないと思っていたのですが、
やっぱり問題のようです…。
なので、改善していきたいと思います。

そして、その改善には、モチベーションが必要だと思います。
言わば、エネルギーですね。
目指すべきところがクリアになっていないので、エネルギーが
分散してしまっているのですよね。
まずは、この部分の改善が必要なのでしょう。

あと、この一点集中の話を読んでいて思いました。
私の知り合いで、私と同じ業界にいて、今はe-Bookなどを書いている人が
いるのですが、その人は膨大な読書量や勉強量を自分なりのフィルター
にかけて、文章の才能を活かして、今はe-Bookを作成しているわけですよ。
そして、結果をだしているのですよね。
そういうことか、と思いましたよ。
こういうスタイルでカベを突破するのだろう、と思いましたね。

ビルゲイツの話も載っていたのですが、ビルゲイツは「勝負に勝つ」
ことにこだわっていたようですね。
学生のときにパソコンゲームにハマったのもゲームに勝つという
要素が面白いと感じたからでしょうね。
MS−DOSで成功したのも、勝負に勝つという観点があったから
でしょうね。
パソコン・オタクと違うのはそこか!、と思いましたね。

私は、どうもパソコン・オタクにはなりえなくて(パソコンそのものに
イマイチ関心が薄い…)、職業柄ちょっとそれもどうかなと思うことも
あるのですが、それなら、ビルゲイツのような勝負に勝つという
スタイルでいくのも悪くないかもな、と思いましたね。
資産倍増ゲームに勝つ!、とか、有益なソフトを開発する!、とか
そういった方向性ですかね。

丁度、手塚治虫の話も載っていました。
根底に流れるのは、「生命の尊厳」だそうです。
今日読んだ「火の鳥」を思い返してみたのですが、そこには生と死が
描いてあったのですが、生と死を描くことで生命というものの価値を
クッキリと浮かび上がらせていたのだろうなぁ、と思いましたね。
あと、膨大な量をこなすというのは、天才には必ず伴うもののようですね。
手塚治虫も例外ではないようでした。
マンガを書き疲れたあとも、横になってまたマンガを書く、とか、
ディズニーアニメを80回見るとかいった具合ですかね。

そういえば、私はこういうものが全くないですね…。
1回みたらそれっきりですからね。
これは、今後の課題でしょうね。
良書はなんども見るべきでしょう。


角界では、「3年先の稽古をしろ」という言葉があるようですね。
3年後に安定した強さを発揮するための稽古のようですね。
この考え方は、普通の社会人にも当てはまる気がしますね。

目の前の仕事を小手先の技で片付けていても、どうやらダメなようですね。
どっしりとした軸となる部分を構築していかないとダメなのでしょう。
量をこなしつつ、一点集中させながら、安定した強さを発揮できるように、
やっていきたいですね。

量は、まぁある程度はこなしているとは思います。
最近は肩こりがひどかったりするけど、それは運動などで治していきたいですね。
量をこなしても問題なくうまく周るように、トータルでやりくりしていきたいですね。
そして、エネルギーを一点集中させて、カベを突破したいと思います。

まだ、仕事で壁を多く感じるのですよね。
まだまだだなぁ、という思いがかなりありますね。
そういうのをなくしていきたいのですね。
それこそ、天才の領域でバリバリやってみたいのですよね。
そういう思いがあるからこそ、量をこなすことを目指したり、
こういった齋藤さんの本を読んだりしていますね。
でも、あんまり身についていないというか、結果がイマイチ出せて
いないので、どこかに問題があるはずですけどね。

やはり、目標がクリアになってないのが一番の問題かな。
漠然と思っていてもダメですからね…。


道具そのものに詳しくなるよりも、道具を使って何かしたいのですよね。
あと、モノ作り願望は結構ありましたね。
#まぁ、それが多少具現化されたのがCSMではあるのですが…。
そういう思いとお金の通り道とが重なっている領域に
エネルギーを集中させて、ブレイクスルーを目指したいですね。

ソフト開発能力と、ソフトの価値を現金化する能力ですかね。
そこら辺を目指していこうかな。

道具の作り方に上手くなって、道具の活かし方にも
上手くなるって感じかなぁ。

アプリそのものの開発能力向上はもちろん目指すとして、
ツール系にも力をいれるべきだな。
ツールは、レバレッジが高いからね。
意識して取り組んでいこう。


posted by コバヤシ at 05:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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