2005年08月28日

東方明珠

今日は、東方明珠に行ってきました。
観光です。

さっとみてさっと終わるぐらいのつもりでいったのですが、
エレベータの待ち時間が異様に多くてちょっと辛かったですね。
(ええ、また待つの?、みたいなね…)

でも、景色は悪くはなかったし、最後にみた歴史館で、
上海の歴史がだいぶ理解できたのが、個人的にはかなり
良かったです。
#でも、ここは観光スポットとしては、かなり優先度は下がりますね。
#時間的なコストパフォーマンスが悪いです…。
#(最上階まで登らずに一部にだけいけば良かったのかも…。
#でも行くからには最上階には登りたいですよねぇ)

上海には租界エリアが残っていますが、これは言わば
半植民地の証しとも言えるものみたいですね。
また、外灘の建物は、明らかにその名残みたいですし。
西欧列強から支配された痕跡でもあるし、それと同時に
経済的に活況があったときの証しでもあると考えて
良さそうですね。

写真もたくさん撮ってきました。
それらは後日掲載したいと思います。

でも、一部の写真をひとまず掲載しておきますね(笑)。

IMG_32230008.jpg
お昼過ぎに東方明珠へと行きました。
観光客は結構多かったですね。
西洋人の観光客も多かったです。

IMG_32330018.jpg
そこから、ひとまず外灘方面へと向かいました。
川の向かい側は、外灘になります。
しばらく眺めていたのですが、たくさんの船が往来していました。
中にはタンカーもありましたよ。
ああ、こうやって石油運んでいるなぁ、とか思いながらみてました(笑)。

IMG_32860070.jpg
あたりを散策したあとに、東方明珠へ登りました。
これは、夜景ですね。
窓ガラスが白っぽくて、ちょっと見え難いのが難点でしたが、
高さは468mあって、アジアで1番高いTV塔だそうです。
(世界では3番目)
ですので、眺めは悪くはなかったですね。

ちなみに、お値段は100元かかりました…。
(一番高いチケットです)
また、時間がえらいかかりましたね。
結局、入ってから出るまで3時間ぐらいはいたような気がします…。
これにはちょっと参りましたねぇ。
(100元のチケットは見れる場所が多いからでもありますが…)

IMG_34960280.jpg
夜の9時半頃にようやく入り口に戻ってきたのですが、
そこで休憩している時になにげに撮影してみました。


あ、そうだ。
1つ思い出しました。
東方明珠のエレベータ待ちの時に、80歳は間違いなく越えているであろうと
思えるおばあちゃんを連れた家族がきていました。

私はそのおばあちゃんの雑誌で見るようないかにもな中国の田舎の
老人という風貌をみて、ちょっと驚いたりもしていたのですが、
その時にかすかに違和感を感じたのですよね。

あれ、なんだろうな?、と思ったのですが、それは、中国の伝統的な
服をきていたという事です。

最初は、すごく中国的な服だなぁ、実際にきている人を自分は初めてみるかも
しれないなぁ、といったことを思っていたのですが、よく考えれば
そういった服を普段からきることはないですよね。
これは東方明珠を見にくるために、言わば正装してきたといっても過言では
ないかと思います。
さらに、これまたおそらくですが、このおばあちゃんは年代的に貧しい時代を
生きてきたと思いますし、そういう服を着るようなことはよほどのイベントに
なるのではないかと思います。

つまり、このおばあちゃんにとっては、この東方明珠観光がそれほどのものでも
あるし、この一家は親孝行という観点からの大事な家族のイベントであることは
想像に難くないですよね。

東方明珠は、言わば今の時代の象徴とも言えると思いますし、中国服をきた
おばあちゃんは、ひと昔の時代を生き抜いた存在でしょうし、それらをここで
結びつけているのは、親と子という人間の時間軸を含んだ結びつきだと思います。

私は、これらを目の当たりにしたことで、時代を越えて脈々と続いている
人間の営みというのを感じましたし、その背後にある人間の生に纏わる
儚さなどを感じずにはいられませんでしたね…。
また、五木寛之が言っている一本のライ麦の話を思い出さずにはいられませんでした…。

ということで、生きるということに関して根っ子にある大事な部分を思い出させて
くれたことに感謝しつつ、そういうのを極力忘れないためにもここに記しておきました。
(日々の慌しい生活を送っていると意識から簡単に消え去ってしまいますからね)


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posted by コバヤシ at 02:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 上海の日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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