2005年08月10日

「質問力」

「質問力」(斉藤孝)を少し読みました。
この人の本は、やっぱりおもろいですねぇ。
無意識と意識の間にあるぼんやりとしたものを、
くっきりとさせてくれます。
つまり、気づきを与えてくれますね。

>人と会話をする際、自分の体全体で相手に応答する習慣が
>ない世代が増えてきたのだ。

げげ、ちょっと思い当たるフシが…。


>「まねる力」
>「段取り力」
>「コメント力」
>この3つが社会で行く抜いていくために必要な力である。

「まねる力」は、ジェームズ・スキナーも「モデリング」という
言葉を使って、その重要性を説いていますね。
なので、これは相当重要な概念なのでしょうね。

株式投資も、このスタンスは大事だと思います。
株式投資を上手くやれる人をモデリングすることは、
とても大事だと思っています。

日本には、守破離という言葉があるそうですが、この言葉の
意味は、最初は徹底的にできる人の真似をして、それができたら
その型を破って、そして、その後に自分のオリジナルを構築する
という方法ですね。


>聞くことが大事なのは事実だが、どれだけ深く聞いていたかは
>その次の自分が発する質問によってはかられる。
>聞くだけでなく、質の高い質問をつねに相手に発していく
>厳しさがなければ、「コミュニケーション力」はなかなか
>上達しない。スポーツや芸事を何となくやっていても
>進歩しないのと同じである。

う〜む、確かに何となくやっていても、確かに上達しないよなぁ。
考えて気づく努力をしないといけないのだろうけど、その考える
という行為を人は嫌がるんだよねぇ。
多分ね…。
でも、逆にいえば、ちょっとでもいいから考えるようにしておくと、
人との違いがでてくるということなんだろうね。


>実は私達は意外にシビアに相手の実力を、つまりコミュニケーション力を、
>もっとはっきり言えば相手の「質問力」をはかっている。

>「コミュニケーション力(質問力)」はその他の自分に力を発揮する
>舞台を用意するために、まず必要とされる力なのだ。

そういえば、
能力=知識×技術力×コミュニケーション力
といった式があったと思う…。
(ちょっと違うかも)
まぁ、いくら知識や技術があっても、コミュニケーション力が
低ければ、掛け算なので能力は低くなってしまう、という
ことですかね。


>問題を作る側に立ってしまえば、テストはあっけないほど簡単に
>解けてしまう。

>私は大学受験の国語でその境地に達した説き、ほとんど間違える
>ことがなくなった。これは目からウロコの発見だった。

はぁ、そういう境地があるとは…。

英語のアクセントの問題は、出題される単語が決まっていますよね。
私はそのことを英語ができる友達から教えてもらいました。
そして、その限られた単語を覚えてからは、ほとんど間違えることは
なくなりました。
なんだ、こんな簡単なことだったのかと、目からウロコでした…。


>上達するためには、よいものをたくさん見ることがいちばんの
>早道だからである。

>質の高い対話の例をたくさん分析し、なぜそれがすぐれているのかと
>見抜く目を養うことが狙いである。

美術の鑑賞眼を養うときも、とにかく良いものを沢山見なさいと
よく言いますが、まぁ、そういうことなんでしょうね。
プログラムも、良いコードをたくさん読むことは、とても重要ですしね。

レベルの高いものがどういうものかをまずは知らないと、
そこを目指しようがないですもんね。


>人間が成長していくためには、自分よりすぐれた人と対話をする
>のがいちばん早い。

う〜む、なるほど。
こういうのが足りないのかもねぇ…。
技術力がなかなか向上しないのも、普段から技術的なことを
話し合ったりしないからだよねぇ。
そういう相手を意識して作るべきなのかもねぇ。
いや、間違いなくそうするべきだよな。
ここが今までの大きな失敗だったのかもしれん…。
やべぇ、今気づいた…。
ちょっとした神経の図太さも、必要なんだろうねぇ。

株式投資にも、これは言えるかもしれんね。


>たしかに社会人になれば、質問で実力が刻一刻はかられている。
>「今頃こんなことを聞いているようでは、こいつは見込みがない」
>とか「こういう事を聞いてくるのは将来性がある。よく勉強しているな」
>とか「自分なりのものの見方をしようとしているな」といったことが、
>質問でシビアに判断されているのだ。

掲示板での質問でも、書き込みを見れば実力の差は歴然ですよね…。
ちょっと調べればすぐわかるような質問をして、相手の時間を
奪うことに対して何の気兼ねも感じない人は、やはり世の中には
いるのではないかと思います…。

普段のその人の態度や姿勢、考え方のパラダイムが見えてしまいますよね。
嫌がおうにでも…。


>いちばん大切なのは「質問力」というコンセプトを意識する習慣をつけること

これに尽きると思いました。
以前の「段取り力」に続いて、この「質問力」というコンセプトも、
常に意識できるようにしたいですね。
また、すぐ忘れてしまうので、時々ブログでこうやって
触れていかないといけませんね。



posted by コバヤシ at 03:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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